街はすっかりクリスマスムードの北海道
週末は、石垣ゼミの企画、石垣靖子先生と亀井紗織さんの対談のために北海道へ行ってきました。
飛行機の中で読み返した『いのちに寄り添う人へ』という本。
看護の歴史から、看護という仕事は何をする人たちなのか、とても示唆に富んだ本です。
本の中の言葉が美しくてひとつ一つ味わいながら、ひとの生命に近くあろうとする願い《共に在ること》、いのちの流れを個別に深く見る目など、大切なことが書いてあります。
この本を読んだ後に亀井さんのお話を聞いたので、亀井さんの看護実践に対する情熱と深みをより一層感じました。
そして、亀井さんは昨年『飛び出せナース』という本を出版されています。
この飛び出せナース、本の中から亀井さんが飛び出してくるんじゃないかと思う程(笑)
亀井さんの苦労と涙と喜びとチャレンジが詰まったとてもパワフルな本です。
オススメです♡
そして、亀井さんのご講演・石垣先生との対談の後、ありがたいことにお食事へ
おいしいワインとお料理を楽しみながら、尽きることのない看護談義。
石垣先生と亀井さんのお話を聴いていると、今まで出会った患者さんとのやりとり・関わりが目に浮かんでくるような、どれ程その方との出会いを大切にしていたか、どれほどその一瞬一瞬を大切にしていたかが手にとるように伝わってきます。
きっと、石垣先生や亀井さんの中に、今まで出会った患者さんたちが今も心の中で生きていらっしゃるのだと感じました。そして、その患者さんたちが、今も石垣先生や亀井さんを支えてくれているのだと思います。そして、それは私も。
患者さんたちとの出会いが、未熟な私たちを強くやさしく成長させてくださっているのだと感じました。
看護という仕事を選んでよかった、こんなにいい仕事はないと、心から喜び会える至福のときでした。
帰り際、石垣先生がハグしてくださいました。「応援してるわよ」にも「しっかりしなさい」にも「身体大事にね」にも受けとれる、たくさんのやさしさが伝わってきました。
私が、起業してよかったと心から思えることのひとつに、全国の素敵な看護師さんたちとの出会いがあります。年齢や経験年数に関係なく、こんなに素晴らしく素敵なナースがたくさんいることに、いつも勇気をもらっています。
大変な現場、厳しい現場だからこそ、現場の看護師が誇りを持っていきいきと働けるように。
また明日からがんばります。